【写真付き】メスティンをシーズニング&初炊き!【結果は…?】
※ 上の写真は理想のイメージです。本文中が本物です。
こんにちは!先日からメスティン記事が続いていますが、ついにメスティンをシーズニング&初めて炊飯をしてみました!
今回は僕が行ったシーズニング方法と、炊飯についての記録を残したいと思います。
炊飯の記録はノーマルで1合炊きが多いような感じですが、ラージで2合炊きをしましたので、ご参考になれば幸いです。
結果は正直なところ、白く炊けたところは非常においしかったですが、おこげが多くてお煎餅の味がしました。
あと結構米粒がくっついていたのが気になりました。
シーズニングができていなかったのか、シーズニングできていてもくっついてしまうのか。
でも飯盒で炊いたときも結構米粒は残ったので、こんなものなんだと諦めています。
今回の目的
今回はメスティン(ラージ)でシーズニング(コーティング)後に2合炊きをします。
なぜ2合かというと、家族でお昼ごはん用に炊くので、ラージでないと足りないからです。
炊き方は固形燃料で炊いていきます。
さて、どうなったでしょうか……。
まずはシーズニング!
米の研ぎ汁で煮る!
まずは新品のメスティンをシーズニング(コーティング)します。
シーズニング方法はいくつかあるみたいですね。
有名なのが米の研ぎ汁で煮る。
あとは野菜をいためたり、コーラや紅茶で煮るなんてのもあります。
ただ、コストがかかってしまいますので、一番有名で安価な米の研ぎ汁を選択しました。
メスティンのメーカーでも、米の研ぎ汁がおすすめされているようです。
① まずは米の研ぎ汁を作る

米を研いで研ぎ汁を作ります。
これでシーズニングをしていきます。
うちは親戚の米を買って自分で精米しているので、黒いゴミも入ってたりしますが、気にしないでいきましょう。
研ぎ汁を取ったあとも、炊く時のために米は水に浸しておきましょう。
② 研ぎ汁を鍋に入れて、メスティンを浸す

研ぎ汁を鍋にいれます。
使用したのは25cm(僕調べ)の雪平鍋。
実家の蕎麦屋で使っていたものをもらったので、汚れていますが気にしないでください。

肩までしっかりと浸かってもらいましょう。
今回はノーマルとラージを同時にシーズニングします。
それぞれの蓋を底にはめて、ノーマルをラージの中に入れています。ラージは大きいので鍋にギリギリですね。
これでグラグラと吹きこぼれないように煮ていきます。
③ 30分ほど煮る

見た目は変化ありませんが、30分煮た時の画像です。
取っ手まで熱くなっていますので、気をつけましょう。
煮終わったら、鍋から取り出して洗います。
④ シーズニング後の様子

鍋から取り出したメスティンを洗剤を使わずに洗います。
スキレットや鉄フライパンと同様、お湯とスポンジで洗います。
見た目はほとんど最初と変わりませんね。

よく見ると、洗い残しの部分が白くなっています。
これのすごく薄いやつがメスティン全体を覆っていると信じましょう。
多分……。
いよいよ炊飯開始!
メスティンの準備が整ったところで、いよいよ米を炊いていきましょう。
炊き方を簡単に言うなら
- 水分を含ませた米をメスティンに入れる!
- メスティンに水(1合につき180ml程度)を入れる!
- 吹きこぼれなくなるまで熱し、裏返して米を蒸らす!
というシンプルなものです。
飯盒でお米も炊いていたので、失敗もなくいけるでしょう。
と思い込んでいましたが、そこに油断がありました……。
では振り返ってみましょう。
順を追って炊飯を始めます。
① 米の状態を確認

メスティンでも飯盒でも、炊飯をするときにはしっかり米に水を浸透させることが必要です。
でないと芯がポロポロ固くなったお米になってしまいます。
最低30分くらい水に浸しておきましょう。
米が白濁していれば炊き頃です。
② メスティンに米と水を投入

米1合につき水180mlを投入します。
古米だと水分が少ないので、200ccくらいでも大丈夫だと思います。
今回は2合なので360mlを入れました。

米2合、水360mlをラージに入れたときはこんな感じです。
∵ 3つのリベットの間くらいですね。
③ 火を準備して炊飯開始!

今回使用するのはダイソーの固形燃料です。
ストーブの中に固形燃料を設置。
これ1つでいければ便利なんですが……。
足りるかどうか賭けです!
吹きこぼれるので受け皿代わりにバットを準備しています。

メスティン(ラージ)を乗せるとこんな感じです。
特に不安定感はありません。
いよいよ隙間からライターで着火します!

ちなみにテーブルが熱でダメージを受けそうなので、ダイソーで売っていた木材を間に挟んであります。

着火はこの時間。
さてさてどうなりますか。
④ 火の調整はなし!ひたすら煮ます。

10分ほど経過しました。
メスティンはどうなっているでしょうか。

わかりにくいですが、右上から蒸気が出ています。
まだ吹きこぼれはしていません。
この時点で固形燃料が早くも終わってしまいそうな感じが出てきて、不安しかありません。
⑤ ついに吹きこぼれ開始!だが…。

15分ほど経過しました。
ここでやっと……。

ついに吹きこぼれ始めました!
これであとは吹きこぼれがなくなるまで火を入れて、蒸らすだけです。
と思っていましたが、こすでにダイソーの固形燃料はチロチロとしか炎が上がっておらず、もう寿命が来そうな感じです。

仕方ないので2つ目を投入です。
ちょっとだけメスティンをどかして、1つ目の上に無理やり重ねます。

また結構な勢いで熱が入り始めました。
勢いの良さに若干「ヤバいかもしれない……。」と焦りを感じつつ、吹きこぼれが終わるのを待ちます。
⑥ 吹きこぼれ終了!そして蒸らしへ…。

火を入れてから30分経過…。
思ったより時間がかかりましたが、ついに吹きこぼれが見えなくなりました。

ここで少し時間をかけてしまったのが良くないと反省点……。
吹きこぼれる?ない?と水滴をじっと眺めていたりしたので時間をロスしてしまいました。
こういう時は蓋をちょっと開けて中を見てしまいましょう。その方が早くて正確です。

逆さにして蒸らします。
気温が低い場合はタオルで包みましょう。
蒸らしは10分もすれば大丈夫だと思います。
蒸らしが終わったら、開封の儀を始めます!
炊飯完了&まとめ!
メスティンの中は……。

いざメスティンを開けてみます。
画像はちょっとほじくった後です。
……悪くなさそうですが、結構おこげが多いですね。
お米は粒が立っていて美味しそうなんですけどね!

茶碗によそってみました。
やっぱりおこげが多いですね。
お煎餅の香りもします。
今回の感想
その後、家族でおこげをガリガリ噛みながら食事をしました。
ちょっとお焦げすぎた感じです。
白い部分はちょうどいい具合で、初メスティンの気分も相まって美味しいです。
途中までは良かったと思うんですが、吹きこぼれがなくなったのを確認するのが遅くなってしまったことで、焦げてしまったのが大きな原因だと思います。
ちょっとくらいおこげを作ったほうがうまいだろうと油断していたのもありました。
もう少し見極めが早くできるように気をつけないといけませんね。
それに固形燃料が1.5個くらいと中途半端な使用でした。
1合だったら固形燃料1つで十分間に合いそうですが、2合以上の場合は素直にバーナーかアルコールストーブを使うのがいいかもしれません。
今回は火を入れてから30分ほど様子を見て、焦げてしまいました。
もちろん火の強さもあると思いますので、バーナーなど高火力の場合は20分頃から様子見、弱い固形燃料など弱めの火力の場合は25分頃から様子を見ていた方が良いと思われます。
次回からは今回の反省を活かして至高のお米を炊きたいと思います。
それでは良きキャンプを!
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