【車・バイク派必見!北海道観光おすすめ絶景スポット20選:前編】

雄大な大自然に囲まれた北海道は、都道府県魅力度ランキングで11年連続1位に選ばれ、旅行好きなら一度は行ってみたい憧れの場所になっています。

約83,000平方キロメートルもの面積を誇る北海道には、数々の絶景スポットだけではなく、ウニ・いくら・カニなどの魚介類をはじめ多くのグルメも満載です。

今回はそんな魅力たっぷりの北海道の中で、車やバイク移動をするキャンパーのみなさんにおすすめの絶景スポットを、定番から穴場までご紹介します。

『道東エリア(オホーツク海側)』

道東は日高山脈の東側の地域を指します。

札幌や新千歳空港からは離れていますが、北海道らしい大自然が最も楽しめるおすすめのエリアです。

オホーツク海側のエリアには、世界自然遺産に認定されている知床国立公園や、北海道で最も大きな湖のサロマ湖などの雄大な大自然があります。

 「おすすめ絶景スポット1:知床」

北海道の大自然といえばやはり知床でしょう。2005年に世界自然遺産に登録された知床半島の険しい山々には、たくさんの野生動物が生息しています。

知床峠経由で半島横断をしたり、知床自然センターから知床五湖やカムイワッカの滝まで散策、クルーズ船に乗って海から知床の大自然を観察と、旅人の数だけ楽しみ方の形があります。

「おすすめ絶景スポット2:天に続く道」

天に続く道は、斜里町にある全長約18kmの直線道路です。まっすぐな道は遥か遠くまで伸び、天まで続いているように見えることから、いつしかこの名前で呼ばれ始めました。

広く知られるようになったのは比較的最近で、簡易的な展望台と駐車スペースはありますが、まだ観光地化はされていない穴場スポットです。

「おすすめ絶景スポット3:サロマ湖(ワッカ原生花園)」

北海道最大の湖であるサロマ湖は、湖面の青さと夕暮れ時に湖面に沈む夕日が美しさで有名ですが、今回おすすめしたいのはワッカ原生花園です。

オホーツク海とサロマ湖の間の細長い砂州に位置するワッカ原生花園では、5月から9月まで様々な草花が楽しめます。

ネイチャーセンターで自転車を借りることができ、草花とサロマ湖を眺めながらのサイクリングは最高に心地良いです。

「おすすめグルメ:サロマ湖のホタテ」

サロマ湖はオホーツク海と繋がっており、海のミネラルを豊富に含んでいます。

冷たい湖の豊かな栄養で育ったホタテは粒がとても大きく、肉厚で甘味が強いのが特徴です。

サロマ湖周辺のホタテの直売所で新鮮なホタテを手に入れて、殻付きのまま網焼きにしましょう。バターと醤油で味付けすると最高です。

『道東エリア(内陸・太平洋側)』

道東エリアの内陸・太平洋側には湿原や湖がたくさんあり、幻想的な絶景が広がっています。

有名な摩周湖や釧路湿原などはもちろん、通常の道路を走っているだけでも北海道らしい美しい絶景に出会えるのがこちらのエリアです。

「おすすめ絶景スポット4:摩周湖」

弟子屈町にある摩周湖は、流入・流出する河川がないカルデラ湖で、世界第2位の透明度を誇ります。「摩周ブルー」と呼ばれるその美しい青は必見です。

晴れた摩周湖を見ると悪いことが起きるというジンクスもあるそうですが、夏は霧が発生しやすく、晴れた摩周湖はなかなか見られません。

その絶景と出会えるのは幸運と言えるのではないでしょうか。

「おすすめ絶景スポット5:神の子池」

神の子池は摩周湖の北側にあります。

小さな池ですが、摩周湖の伏流水からできている透明度の高い水の中を、オショロコマが泳ぐ神秘的な光景は必見です。

森の奥深くにあり、未舗装ですが道路と駐車場が設置されています。近年は観光客も増え、ハイシーズンには道が渋滞しますので、早朝がおすすめです。

「おすすめ絶景スポット6:琵琶瀬展望台(北太平洋シーサイドライン)」

北太平洋シーサイドラインは、広尾町から納沙布岬まで続く海岸沿いの道路です。

その中でも釧路から根室間は、美しい森や断崖絶壁、湿原の中を走りぬける人気の絶景ルートになっています。

その途中にある琵琶瀬展望台は、北側は霧多布湿原、南側は太平洋と360度の絶景を楽しめる穴場スポットです。訪れる人もまだ少なく、静かに景色を楽しめます。

「おすすめ絶景スポット7:ナイタイ高原牧場」

ナイタイ高原牧場は、十勝地方の上士幌町にある牧場で、その面積は約1,700ha(東京ドーム358個分)です。

頂上付近のレストハウスからは牧場の他、雄大な十勝平野を一望できます。

どこまでも続く緑の大地と遥か彼方に連なる山脈、のんびりと草を食べる牛など、これぞ北海道!という景色を堪能できるおすすめスポットです。

 「おすすめグルメ:厚岸の牡蠣」

66400

北太平洋シーサイドラインの途中にある厚岸町は「牡蠣」の名産地として有名です。

低温の海で長い時間をかけてゆっくり育つため、厚岸の牡蠣はうまみが凝縮した美味しい牡蠣に成長します。

おすすめの食べ方は、牡蠣を殻ごとバケツに入れて炭火で豪快に蒸しあげる「バケツ牡蠣」です。

『道北エリア(宗谷地方)』

北海道の最北端に位置する宗谷エリアは、札幌や新千歳空港から遠く、道中に観光施設や飲食店は少ないですが、のどかな漁村や手付かずの自然の景色を楽しめます。

 「おすすめ絶景スポット8:宗谷岬・宗谷丘陵」

北緯45度31分22秒に位置する宗谷岬(そうやみさき)は、一般人が訪れることのできる日本最北端の地で、多くの旅行者がこの場所を目指して旅をしています。

もしこの最北端の地まで来たのなら、背後に広がっている宗谷丘陵にもぜひ立ち寄ってみてください。

2万年前の氷河期に形成されたなだらかな丘には高い樹木が無く、宗谷黒牛の放牧地のほか、日本海やオホーツク海、天気が良ければサハリンや利尻富士まで一望できます。

「おすすめ絶景スポット9:エサヌカ線」

エサヌカ線は、稚内市から60kmほどオホーツク海沿いに進んだところにある猿払村の村道で、ひたすら真っ直ぐな道路が特徴です。

穴場スポットのため入り口もわかりにくいですが、これほど開放感のある道は北海道でもなかなか見られません。

「おすすめ絶景スポット10:オトンルイ風力発電所」

札幌方面から稚内に向かう途中、天塩町から道道106号(稚内天塩線)に入ると、オトンルイ発電所が見えてきます。

周囲には日本有数の広大さを誇るサロベツ原野が広がっており、その中を一直線に並ぶ巨大な風車の姿は圧巻です。

「おすすめグルメ:利尻のウニ」

宗谷地方でぜひ食べてもらいたいのは利尻産のウニです。

高級品として知られる利尻昆布を食べて育った利尻のウニは北海道でも1,2を争う美味しさです。

特に濃いオレンジ色の「バフンウニ」は、口に入れると濃厚な甘みとうま味が広がります。

ウニ嫌いの人にこそ食べて欲しい逸品です。

後編へ続く

後編も北海道の魅力たっぷりスポットをご紹介していきます。

前編だけでも北海道へ行く価値がぎっしり詰まってますね!

なかなか外出できない昨今、北海道の想像を膨らませているだけでもウキウキしますよね。

後編も是非お楽しみください!