秋こそ本番?秋キャンプの準備をしよう!①
秋こそキャンプのベストシーズン!
夏の耐えきれない暑さも終わり、過ごしやすい気候になりました。
たまに肌寒さも感じるようになってきたこの季節。
いよいよ秋が近づいてきましたね。
秋といえば【紅葉】・【食欲】・【読書】・【スポーツ】など人によって様々な過ごし方がありますが、秋はキャンプにとってもベストシーズンと言っても過言ではありません。
暑さ対策に全力を注ぐ夏とは違い、キャンプそのものを楽しむ余裕がでてきます。
また、グルメや読書、紅葉狩りなど様々なアクティビティも、秋キャンプに行けばいっぺんに楽しむことができるんです。
今回はそんなお得な秋キャンプに向けた準備をご紹介します!
秋キャンプの準備をしよう
夏が終わり、冬への架け橋となる秋。
暑さへの工夫が必要だった夏とは別の準備が必要になってきます。
ここからは秋キャンプでのポイントについてご紹介していきます。
基本的には気温への対策が多いので、難しいことはありません。
準備をしっかり整えて、秋を堪能しちゃいましょう!
テント
まずはキャンプの基本、テントについてです。
夏はフライシートをかけずにインナーテントだけで過ごしたり、場合によってはテント自体使わないという人もいたでしょう。
しかし秋は天候が不安定であったり、気温も下がりやすいことからフライシートを含めたテントの利用をおすすめします。
生地1枚と侮ることなかれ。フライシートだけでも体感温度がだいぶ違います。
インナーテントは防水機能もあまりないので、秋の小雨にもフライシートは必要です。
また、夏に比べれば蚊やブヨは減りますが、まだまだ虫は多い時期なので少しでも防止するためにフライシートや、ファスナーはしっかりしておきましょう。
もちろんバンガローやコテージならより安心です。
ひさびさにキャンプ
— たろたろ (@P4QpW2B0ODHVsLE) November 14, 2021
(コテージ泊) pic.twitter.com/6DfRwgcHbF
衣類
秋の山は寒い!
キャンプ場の種類がたくさんあることは以前ご説明しました。
海のキャンプ場であれば海風は冷え込んできますし、山であれば標高が高いほど気温は下がります。
標高が100m高くなるごとに0.6度気温が下がる!?
標高は100mごとに気温が0.6度低くなると言われています。
山のキャンプ上であれば標高1000m以上というところは数多くありますので、それだけで6度違うことになります。
仮に標高0mの東京から、1000mの山にキャンプに行くだけで20度→14度の変化があることになります。
これは9月の気温から11月の気温へいきなり変化したのと同じです。
つまり東京であれば「最低でも2ヶ月後の屋外で過ごす服装を準備していかないといけない。」ことになります。
もちろん山間部の最低気温は夜間もっと下がることもありますので、注意が必要です。
秋キャンプの服装の基本は?
それでは秋キャンプの服装とはどういったものでしょうか。
大原則は「重ね着(レイヤリング)」です。
レイヤリングウェアには「アウター」「ミドル」「ベース」があります。
アウター:一番外に羽織る保温性・防風性能の高い防寒着
(ダウンジャケット、ウィンドブレーカーなど)
ミドル:アウターの中に着る保温性が比較的高く、活動しやすい服装
(フリース、パーカー[ソフトシェル]など)
ベース:肌に直接触れる肌着類。
(ヒートテック、タンクトップなど)
それぞれの紹介をしていきましょう。
アウターレイヤー
ハードシェルとも言います。
シャカシャカして、雨や風を通しにくく、保温性に優れているのが特徴です。
冬になればみなさん来ているダウンジャケットやウィンドブレーカー、コートなどのことです。
キャンプ用であれば毛羽立っているものは草や泥が付着しやすいので、ポリエステルの物を選ぶといいでしょう。また、内側は保温性が高いダウン素材もおすすめです。
いらない服を古着屋さんに持って行って80円で買い取りだったのに、そこにある5390円の冬物ハードシェルに一目惚れして買ってしまった(゚-゚;)
— ねぎこ (@negiko1993) November 12, 2021
#古着屋さんの思うツボ
#でもお買い得やで pic.twitter.com/mjYZLS1dFp
ミドルレイヤー
活動するための服装や、肌寒いときに羽織るための保温性のあるレイヤーです。
保温性がある程度必要ですが、 活動しやすくするため風通しが良いもの、動きやすいものを選ぶ必要があります。
安いものでいえばユニクロのフリースやパーカーで良いでしょう。
また、ミドルレイヤーは1枚だけでなく温度調整のため何枚も着込むことがあるので、複数枚準備しておくと過ごしやすいでしょう。
ベースレイヤー
肌の上に直接着るレイヤーです。汗の吸収や時期によっては保温や保冷効果が期待できます。
薄手でコンパクトなのが特徴です。連泊をする際は汗をかいたり汚れたりすることも考え、多めに持っておいてもいいかもしれません。
秋ならユニクロやしまむらのヒートテック的な肌着がいいでしょう。
暖房
秋も夜が更けてくると、気温が下がってきます。
東京でも10月には15度くらいになるので、標高が高いところはもう真冬の寒さに感じるでしょう。
そのため体を温める物が必要になります。
ホッカイロ
体に身に着けて移動できる手軽な暖房手段です。
使い捨てカイロもいいですが、キャンプ向けに繰り返し使える金属製カイロもおすすめです。
燃料が1~2本あれば1シーズンは乗り切れると思います。
ハクキンカイロはマジ優秀。
— けんの@どっちかというと静岡に近い愛知県民 (@kenno9) November 13, 2021
あったかい。 pic.twitter.com/ApO6U3u30L
焚き火
キャンプといえば焚き火という人も多いのではないでしょうか。
暖を取るには一番キャンプらしい方法です。
地面に直接直火ができるキャンプ場は少ないので、焚き火台を1つ持っておくとこれからの季節には便利です。
焚き火専用の焚き火台もありますが、調理もできる焚き火台も便利です。
焚き火台買ってよかった〜〜 pic.twitter.com/o3t11HZ6TN
— にしやま (@nith1227) November 13, 2021

COOKING FIRE PIT SOLO 料理も焚き火も楽しめる、ソロキャン焚き火台
ストーブ
これもキャンプで利用している人が多いですね。
安定の灯油ストーブ、ガスストーブ、薪ストーブを使っている人も見かけます。
車が大きければ灯油を載せたり、大きなストーブを積み込むこともできますが、車に載せきれないという人は、カセットガスを使ったストーブもおすすめです。
急に寒くなったので、Iwataniカセットストーブで乗り切ろう。 pic.twitter.com/s6t2a8KlWE
— キャンプケイスケ⛺@熊本 (@camperkeisuke) February 18, 2021

イワタニ カセットガスストーブ ポータブルタイプ マイ暖 CB-CGS-PTB
まとめ
今回は秋キャンプの準備について前半でした。
一度準備を整えてしまえば毎年使えるものばかりなので、気に入ったものを選ぶようにするといいですね。
かといって欲しいものは高くて手が届かなかったりしますが……。
次回は後半戦です。
食欲の秋にふさわしい料理や、秋だからこそ注意することを載せていきたいと思います。
では良きキャンプを!
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